Report.12 カメラ片手にまちあるき!ときめきシェアの旅

皆さんこんにちは!下野市石橋地区に“趣味で”携わる男、宇都宮大学3年の武田です。
この度「シモツケ大学」第9回の学生ライターを務めます。どうぞ宜しくお願いします。

今回私が参加したのは、「石橋地区の写真撮影会」。テーマは「ときめき」です。石橋地区を歩き、日常の風景の中に、普段は気づかないような心動かされる「ときめき」を発見し写真に収めていきます。ただ、今までの講座と比べ、少し段取りが多いものとなっております。流れを簡単に説明しますと…

① 石橋地区を舞台に「ときめき」を感じたものを撮影する(2月23日)
② 撮影した写真から2枚を選び、コメントを添え発表会にて共有する(3月6日)
③ 石橋地区に建設中の複合施設(旧石橋総合病院跡地)の仮囲いに貼り、石橋の魅力を伝える

私からは①と②についてをレポートします。

Day1 2/23:「ときめき」撮影会@石橋

令和4年2月23日(水)、午後1時。この日の石橋は快晴の下、猛風が吹き荒れる肌寒い気候。そんな中「石橋にぎわい広場」には、寒さすら吹っ飛ばす熱い想いを持った参加者の皆さんが集まりました!!

オリエンテーション

まず始めに、イベントの説明を行います。

今回は使い切りインスタントカメラを使い、石橋地区内(石橋駅西口周辺)で「ときめき」を感じたものを写真に収めます。撮影枚数の上限は27枚。カメラの仕様上、撮った写真の加工や取り直しは出来ません。制限時間は1時間半。

そんな今回のイベント、学生インターン3人が協力しているんです。

素晴らしい!!(私もやってみたかったなぁ)

アイスブレイク

それでは早速、ヒア・ウィ・ゴー!…とその前に、まずはアイスブレイク(緊張ほぐしの遊び)。

今回は、「サイレント誕生日列車(勝手に命名)」に挑戦しました。身振り手振りのみを使って誕生日を伝え合い、早い順に一列になるというものです。

初対面の方々が多い、かつ制限時間1分となかなかシビアな状況の中、和気あいあいと列車を完成させることが出来ました!

その後は石橋に住む浅香さんから、石橋の歴史を軽くレクチャー。

撮影時の注意点にも触れ、これで準備万端です!!

いざ、行かん!!

午後1時半、グループを組み、写真撮影スタート!

さて、私もガシガシ写真を撮ってやろうと息巻いておりましたが…シャッターの切れないこと切れないこと!というのも、使い切りカメラは撮影できる枚数に制限があるんです。そのため、いい写真を撮ろうと思えば思うほど、フィルムがもったいなくなり撮影を躊躇ってしまうわけです(ある種の貧乏性ですね笑)。

しかし、一枚撮ったのを皮切りに…

パシャリ。

パシャリ。

パシャリ。撮り続けた結果…

あっという間に、残り枚数も0に。当初フィルムを惜しんでいた気持ちが嘘のように、まちの「ときめき」を見出すことが出来ました。

この日の締めは、石橋にぎわい広場でパシャリ。

1日目はここで解散。来たる発表会に向け、写真の現像を待ちます。

Day2 3/6:「オススメ」発表会@オンライン

3月6日(日)、午後2時。Webミーティングアプリを用いて写真の共有を行いました。各自オススメの2枚を選び、それぞれにコメントと#(ハッシュタグ)を添えて発表を行いました。ここで紹介された写真が仮囲いに貼られるというわけです。

参加者の皆さんは思い思いに、心が動かされた「ときめき」ポイントを共有してくれました。幼少期の思い出、独特の例え、溢れんばかりのイメージ…どの「ときめき」からも想いが伝わり、チャット上も温かいコメントが多く見られました。新発見と感慨深さを実感し続ける、疾風の如き約100分間を堪能しました。

感想

とにかく「十人十色」という表現が相応しいイベントでした。同じモノを撮っても着眼点が変わると全くの別物のように映ったり、普段見落とすようなモノが誰かの「ときめき」であったりと、参加者皆さんの感性の豊かさに心打たれました。

今回の「ときめき」写真の中には、マンホールや土煙、住宅街など日常生活において「当たり前」と思える景色も多数挙がっていました。何も目立った建物やイベントだけでなく、それぞれの日常にも地域の魅力は潜んでいます。それを見つけ、共有し、共感される。私たちが行うことは、まちの「何を見るか」よりも「どう見るか」を重視することではないかと考えております。

<後日談>
本講座で参加者の皆さんにシェアしていただいた写真と文章が現在建設中の石橋複合施設に掲示されています。期間は2022年7月の、仮囲い撤去日まで。皆様、どうぞ立ち寄ってみてくださいね!

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