Report.16 石橋駅前の広場で賑わいあるひととき!

2022年9月16日(金)に石橋駅前コミュニティセンター前の広場にて『しもつけミートアップ vol.01』が開催されました。

今回のイベントは、下野市在住/在勤、ゆかりのあるひとたちが、自分の好きなこと、興味のあること、取り組んでいることなど、たくさんのこだわりがつまった想いを発表し、参加者みんなで面白がるトークイベントです。

4名の「トーカー」によるトークを、「面白がろう」「可能性を見つけよう」「みんながキャスト」のルールの元、トーカーと参加者が一体となったことで、イベントはとても盛り上がりました。

今回レポートを担当するのは、下野市在住「やりたいこと探し中」の帝京大学 2年 有田 和貴です。よろしくお願いします!

ワークショップの舞台裏を知ることができる!?


 
しもつけミートアップ1番目のトーカーは、クリエイティブの何でも屋さん!出張工作教室ツクリテヅクリ代表 「コバヤシノゾミ」さんです。

コバヤシさんは旧南河内町出身で、大学進学を機に地元を離れたが2018年にUターン!
トーク内容は「ファンができるイベントづくりに関して」です。

コバヤシさんが行うワークショップは、1回完結のものづくり体験。手ぶらで参加でき、初心者でも簡単に作品作りを楽しめるイベントです。

ワークショップ開催までの流れとして「内容」「場所」「告知」「材料準備」「制作」という工程があります。その中で「体験作り」をデザインすることが重要であるとコバヤシさんは言います。体験作りを意識してワークショップを開催すると、お客さんの喜んでくれる手応えが違うと同時に、自分らしさも滲み出てオリジナリティのあるイベントになるとのことです。

コバヤシさんは今後、伝統工芸である「ふくべ」作り体験をリデザインしたいという妄想があるそうです。現在、学校の授業でふくべ細工を体験しています。その子どもたちが地域イベントに出店し「ふくべのキーホルダー作り」ワークショップの先生として活躍する機会をつくったら、より良い体験を子どもたちに提供できるのではと考えているそうです。

一緒にやっていただける方はいらっしゃいませんか!?

「ワークショップは体験作りが面白い」。この言葉はとても大切なことであると感じました!私自身ワークショップに参加することが最近多いのですが、この観点からもワークショップをみていきたいです。

あなたの身の回りにも伝奇は隠れています


 
2番目のトーカーは、妖怪愛好家「横田隆」さんです。

横田さんは旧石橋町出身、小中高と「石橋」で過ごし、情報収集の際は現代の鉄の馬(バイク)に騎乗して旧道等を巡り、苔むす野仏等に触れる休日を過ごしている方です。
発表内容は「伝奇へのいざない」です。

ここで突然クイズです!
「雪女」はどこの都道府県の妖怪でしょうか?・・・・・・・・

正解は「東京都」だそうです。ちなみに雪女は最後に去る時に、子どもを7人産んで去るそうで、その7人の子どもが大きくなって春の七草になったとのこと。

伝奇とは、現実に起こりそうにない不思議な話を題材とした、幻想的で怪奇な物語や小説だそうです。

横田さんは小学2〜3年の頃に両親に子ども向けの神話や伝奇伝説の本を買ってもらったことがきっかけで、伝奇や妖怪に興味を持たれたそうです。高校時代は所属した社会部で石仏の発表を学祭で行ったそうで、高校時代に8つほどクラブに所属していたとのこと。とてもすごいですよね!

横田さんの考える伝奇の魅力とは、「ご先祖様たちの想像力の豊かさ」だそうです。

下野市には「国分寺町花見ヶ丘の大蛇の伝説」という伝奇があります。あるご夫婦の旦那さんが毎晩出かけているということがあったそうで、それを不審に思った奥さんが後をつけていくと女性と会っていたとのこと。それを見た奥さんの口が裂けて2人を食い殺してしまったそうです。

殺してしまった後、自分の姿をうつした川を姿川、思い沈んだ川が思川と呼ばれるようになったそう。後に女性は改心するのですが、その際に天から花が降ってきて、その花で極楽浄土に昇ったということから、そこの地名が花見ヶ丘となったというお話です。

横田さんの夢は「伝奇を伝え残していくこと。」
応援していきたい!と思う発表でした!

〜”今の姿”を大切に〜写真で伝える


 
3番目のトーカーは、出張撮影えくぼ 代表「有野なつみ」さんです。

有野さんは旧石橋町出身で、下野市で出張フォトグラファーをされており、元幼稚園教諭・保育士、ベビー系親子教室講師と様々な経験をお持ちの方です!
発表内容は「フォトグラファーへの第一歩」です。

ファーストサインなどといったコミュニケーション方法を伝える教室を行っていた際に、ブログ用に撮った写真を参加者にプレゼントをしたら、喜んでくれたことが嬉しかったということがきっかけで、赤ちゃん専門のフォトグラファーへ踏み出したとのことです。

フォトグラファーとして今を残すための様々な技術を勉強していた時に、あるママから言われた一言がその後の活動を続ける上で心に残っているとのこと。その言葉は、「こんな顔をして子育てできているんだ。」です。写真は撮影されたお母さんの自信につながるのだ、とすごく感じて、そこを伝えていきたいという思いでフォトグラファーとして活動されているとのこと。

最後に有野さんは「赤ちゃんとママが安心して繋がれる場所を作ります!」とおっしゃっていました。率直に応援したいと思う発表でした!
私自身、写真を撮ることは趣味ですが改めて考えさせられました!もっと今を大切にできる写真を撮っていけるようになりたいです!!

好奇心旺盛な2児のパパ。マニアックな下野市歌の紹介!


 
ラストを飾る4番目のトーカーは、「西村祐輝」さんです。

西村さんは宇都宮市出身、趣味は音楽(コンサート、ドラム)、サイクリング、食べること、断捨離ということでとてもアクティブな方です。
発表内容は「下野市の歌の紹介」です。

どうして西村さんは下野市の歌にハマったのかというと、下野市は正午と17時に時報として下野市の歌が流れています。その下野市の歌の時報が正午と17時で放送音に違いがあるということをウェブ上で知ったことがきっかけで、その発見が新鮮・刺激的かつ面白いと思ったからだそうです。

下野市の歌の魅力は、親しみやすいメロディに、市内を連想できる素晴らしい歌詞だそうです。さらにジャズやPOP、マーチなど様々なバージョンがあり、その違いをみんなで聴き比べました。

西村さんは今後、市内のイベントとコラボして「下野市の歌のライブ」を実施したいという妄想があるそうです。
コラボする方法を知っている方、手伝いたい!という方はいませんか!?

私自身、下野市に長年暮らしていますが時報に違いがあるなんて全く知りませんでした!また公式でCDが販売されていたという事実にびっくりしました。まだまだ下野市について知らないなぁと改めて感じました。

終わりに


 
今回、『しもつけミートアップ vol.01』に参加してみて感じたことは、下野市に面白い人がたくさんいるということです。下野市に住んでいるのに知らないことが多いと感じました。今回レポーター・写真撮影係として参加しましたが、一番自分が楽しんで聞いていたのではと思ったりしてます(笑)。自分も何か話せることがないかなぁと考えながら今回のレポートを作成しています!

また今回のミートアップ開催中に帰宅途中の女子高生の集団がふらっと参加して下さったことがとっても印象的でした。駅前で開催したことのよい効果ですね!どんどんふらっと参加できるような雰囲気づくりをしていければなぁと思いました。今回通り過ぎていた方の中にも興味を持っていただけた方も多いと感じたので、通り過ぎた方に参加してもらえるように第2弾、第3弾と開催できればなぁと思います。

 
とても楽しいイベントでした!次回はどんなトーカーが参加されるのかとても楽しみですね!第2弾をお楽しみに!

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