古くは宿場街として栄えた石橋駅周辺。現在の街並みをみていると、かつてここに映画館や健康ランドがあったという事実を知らない人のほうが多いのではないでしょうか。実は、今から１００年前には東日本では最大級の馬市が行われていたという歴史もあるんです。

シモツケ大学の記念すべき第１回目の授業となる今回。この地域を担ってきた諸先輩方の営みや地域おこしの経験や記憶から歴史を学び、語ることで、まちの未来を＜妄想＞する時間になります。

先生としてお招きするのは、グリム通り（駅前通り）で長年理容室を営んでいる田崎さんと、元商工会職員の渡辺さんのお二人。地域の移り変わりを肌で感じ、商店街や地域の振興に取り組んできた方々です。

石橋駅前を利用して通勤通学されたことがある方や、買い物や塾で駅周辺を利用されたことがある方などには、「知らなかったこと」「意外な情報」など、新しい発見がきっとあります。

わたしたちが暮らすこの地域について、まずは知ることからはじめませんか？
みなさんのご参加をお待ちしています。 

18:50 － 19:00　受付
19:00 － 19:20　オープニング（授業開始）
　　　　　　　 シモツケ大学の説明、趣旨説明、ルール紹介
19:20 － 19:35　石橋駅前ヒストリーの共有
19:35 － 20:05　先生によるテーマトーク（１）
20:05 － 20:20　グループタイム
20:20 － 20:45　先生によるテーマトーク（２）
20:45 － 21:00　クロージング
※本プログラムは新型コロナウイルス感染症対策を行い実施します。マスクの着用・手指消毒・検温にご協力下さい。

田崎 幸男 さん　（たさき ゆきお）
昭和13年(1938年)生まれの82歳。旧石橋町出身。

宇都宮の理容学校を卒業後、下館市(現在の筑西市)の理髪店で下積み時代を過ごす。その後実家に戻り、大正14年創業のカットサロンタサキの2代目として後を継ぐ。創業以来一貫して石橋駅西口に店舗を構え、地域での様々な取り組みに関わる。
子どものころから、石橋駅周辺で育ち、古くからの石橋を知るお一人。（現在は、3代目の息子さんが後を継いでいる。）

渡辺 正二 さん　（わたなべ まさじ）
昭和6年(1931年)生まれの89歳。旧石橋町出身。

戦時中は軍事施設で働き、終戦後は祖父の代から続く家業のお米屋で働いた後、石橋商工会へ転職。
ウエイトリフティングで国体に選手として3度、監督して2度出場。石橋高校や小山高校のウエイトリフティング部の立ち上げにも関わるなど、スポーツを通して地域の人材育成に貢献。