Report.26 しもつけミートアップ vol.03

みなさんこんにちは!レポーターの永山です。
うだるような暑さを通り越して溶けるような暑さが続きましたね。

そんな2023年夏まっただ中の7月27日、「しもつけミートアップ #03」が開催されました。

しもつけミートアップとは、下野市に住む、または下野市にゆかりのある方の好きなことや興味があること、得意なことについてのお話をみんなで聞いてみよう!というイベントです。写真のとおり、たくさんの方が参加してくださりました。

今回のトーカーは3人!
非常に盛り上がった「しもつけミートアップ #03」、その様子をご紹介いたします。

みんなにワクワクを届けたい!クラゲ作家・Jellyfish dressyさん

1人目のトーカーは、2016年からクラゲ作家として活動しているJellyfish dressy(ジェリーフィッシュ ドレッシー)さん。ウニの殻や手染めの糸、ビーズなどを使ってクラゲのオブジェを作っています。

見てくださいこのかわいさ・・・!とっても癒されますよね。

小さなころから家族の影響で「つくる」ことが身近な存在にあったJellyfish dressyさん。

クラゲ作家になるきっかけとなった1つに、「クラゲを飼ってみたかったけれど、必要なものをそろえたり、クラゲを育てたりするのはとても大変」だと知って断念した経験があるそうです。その後、たまたまお店でウニの殻を見つけたことでクラゲ作家への道が開けていきました。

Jellyfish dressyさんは、関東圏のマルシェやイベントに出店し、クラゲ作りのワークショップも行っています。そのワークショップにも工夫がこらされていて、「危ない道具を極力を使わない」「たくさんの人が楽しめるように難しい工程は入れない」ことを意識しながら設計をされているそうです。

筆者もクラゲ作りを体験したことがあるのですが、思い返してみればたしかに危ない道具もなく、不器用な筆者でも時間を忘れてクラゲ作りを楽しむことができていました。

クラゲ作りのプロでありながら、クラゲを作ったことのない人の立場を忘れない。
そんなJellyfish dressyさんの創意工夫や思いやりに筆者は感動しました!

Jellyfish dressyさんは、活動の中で「みんなにワクワクを届けたい・みんなのワクワクを育てたい」という思いをもっとも大切にしています。

ワークショップに参加したお子さんが目を輝かせてクラゲを作っていたり、大人の方が「楽しかった」と笑顔を見せてくれたりすることが、Jellyfish dressyさんのなによりのモチベーションになるそうです!

これからもJellyfish dressyさんの活躍に目が離せません!

みんなでまあるく 駄菓子屋まんまる・K子さん

2人目のトーカーは、駄菓子屋まんまるのオーナー・K子さん!
今回の会場でもあるシェアスペースWELで駄菓子屋さんを運営しています。

もともとは給食センターで働いていたK子さん。
シモツケ大学が毎月定期開催している「妄想&アイデア相談会」で、駄菓子屋さんをやりたいと相談した結果、見事に夢が叶いました!

屋号の「まんまる」はK子さんが「まるが好き」であることに由来しています。
まるは角が立たず、円形に集まればみんなの顔が見られることが好きなのだそうです。

そんな温かい理由で名付けられた「まんまる」に足を運んでくれた人には、のんびりまったりした気持ちになってほしいという願いが込められています。

トークの中で炸裂する駄菓子クイズはどれも参加者の皆さんをうならせるセンスの高さで、参加者の皆さんも思わず「へぇ~!!」と大きな声で感心していました。

そんな駄菓子クイズの中の1つをご紹介します!

クイズ:【カットよっちゃん】の名前の由来はなんでしょう?
①おつまみとしての「酔い」から
②威勢のいい掛け声「よっ!」から
③創業者のあだ名から
※答えは最後にあります!!ぜひ最後までお読みくださいませ・・・!

K子さんがまんまるを運営するうえでこだわるのは、「お会計は現金のみ」であること。
キャッシュレス決済が普及し便利な世の中になった一方で、まんまるに足を運ぶ子どもたちには、「まんまるがお金の価値を教えられる場所でありたい」という思いがあるそうです。

駄菓子はもちろん、地域の子どもたちへの愛がとても強く伝わるトークでした!

今後は調理師免許を活かして活動を広げたいと話すK子さん。
その活動を通して下野市が盛り上がっていくこと間違いなしです!

ぜひまんまるへ足を運んでみてくださいね。

人との出会いが人生を変える・髙山裕介さん

最後のトーカーは髙山裕介(たかやま・ゆうすけ)さんです!髙山さんは下野市出身で、現在はNPO法人青二才のコーディネーターとして活動しています。

北海道の大学の在学中に休学して宮崎県に半年間移住し、その後は島根県に1年間移住してまちづくり活動に取り組んでいました。その後、子どものオンラインプログラミング教室のインターンをして経験を重ね、この春大学を卒業、2023年4月に下野市にUターンをしました。

髙山さんのトークテーマは、自身の所属するNPO法人青二才のことです。
NPO法人青二才は、「若者」「地域」をキーワードに、高校生のやりたいことを叶えるプロジェクトやシモツケ大学の運営などに取り組んでいます。

さて、この青二才という言葉。
よーくよーく見てください。青二才、青二才、青二才・・・・
「青=才」に見えませんか?

そうです。未熟でも若輩者でも青くさくとも、そこには「才(才能・かがやき・価値)」が秘められているのです。筆者はこれを聞いて、あまりのセンスの高さに脱帽しました・・。

北海道・宮崎県・島根県での経験を経て、地元の下野市で地域に密接した活動に尽力する髙山さんですが、意外にも地元での特筆すべき思い出や関わりはなかったそう。

それにもかかわらずUターンを決めたのは、大学生活や移住中のたくさんの出会いが大きく影響しているといいます。さまざまな生き方や選択肢に触れた髙山さんは、人の数だけ生き方があることを学び、「正解や固定概念にとらわれて生きる必要はない」と気づいたのだそうです。

髙山さんは今後、下野市出身の人たちが「地元(下野)で地元に出会う機会をつくりたい」と考えています。その思いを実現する活動の1つとして、現在、下野市の事業に携わり、ローカルメディア「seemo(シーモ)」の製作に取り組んでいます!下野市にゆかりのある人や団体、企業をインスタマガジン形式で紹介していくそうです。

こんなに熱い若者がいる下野市。さらに魅力的なまちになっていくのが楽しみですね!
すこしでも青二才の活動が気になる方!ぜひSNSを覗いてみてください。最後に載っています!

今回も大盛り上がりで幕を閉じたしもつけミートアップボリューム3!

ほんとうにあっという間の時間でした。
次回もどうぞお楽しみに!

・クイズの答え:③

・Instagram
Jellyfish dressy:https://www.instagram.com/jellyfishdressy/?hl=ja
WEL(駄菓子屋まんまる):https://www.instagram.com/wel.manmaru/
NPO法人青二才:https://www.instagram.com/npo_aonisai/
下野市ローカルメディアseemo:https://www.instagram.com/localmedia_seemo/

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。